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会長ご挨拶

 今年度の中小企業診断協会の本部総会では、中小企業診断士に何が期待されているか、そのために、どのようなスキルアップや認知度向上が求められているかが報告され、それに基づく予算が議決されました。
 具体的には、「スキルアップ研修会の開催」、「診断士の日の制定と記念イベントの開催」、「襟のバッジ(徽章)のリニューアル」などが予定されております。
 当会会員の皆様、積極的なご参加・ご協力を宜しくお願い致します。

 さて、世の中に目を向けますと、様々な分野で新しく大きな変化の兆候が見られます。
 特に、情報技術の分野では、人工知能の強化が知的生産・知識労働にイノベーションを起こそうとしています。
 コンピュータが自ら学習するコグニティブ・コンピューティング・システムの最先端にある「IBMのワトソン」は、自然言語を理解し、インターネット上の膨大なデータを活用することによって、瞬時の状況解析や判断の精度や適格性が高まろうとしています。
 例えば会議室に1台のワトソン端末があれば、会議の状況をじっくりと聞きながら、適切なタイミングで「それは、こういうことじゃないの。こうすべきだよ」といった提案を示してくるのだということです。
 データ処理では、量でもスピードでも、インターネットにつながったコンピュータに我々人間が敵うはずもなく、過去の事例や経験を売り物にしているコンサルタントは淘汰されていくことになりそうです。
 人間に求められるのは、よりクリエイティブな働きであり、我々コンサルタントも、主導性や創造性を強化する必要性が高まります。

 当会の役割も変わっていかなければなりません。
 今を大切にしながら、変化に応じて進化していきたいと考えます。

 2016年6月24日

 一般社団法人奈良県中小企業診断士会

会長 森 昭彦