活性化研究会報告:「中小企業経営診断システム(McSS)について」

 1月13日14時から、奈良市のOKコミュニティスペースにて活性化研究会を開催しました。参加者は23名(講師含む)でした。

 今回は、一般社団法人CRD協会の松本洋正様を東京からお迎えし、「中小企業経営診断システム(McSS)について」というテーマで、CRDの仕組み、CRDモデル、McSSの概要、操作方法等をわかりやすく説明して頂きました。

 「McSS」とは、「Managemennt Consultinng Support System」のことで、全国の中小企業信用保証協会等から提供される約100万社の中小企業の財務データを基に様々な報告書を提供してもらえるシステムです。このデータは、全国の中小企業信用保証協会も利用している信用のおけるデータです。

 具体的には、調べたい中小企業の財務情報(4期分)を入力することで、デフォルトリスクを始め、資本の安定性、成長性等中小企業の財務状況を表す代表的な10の評価カテゴリー毎に財務面の強みや弱み等の表示、キャッシュフロー分析、所要運転資金・債務償還数分析等を示した「経営診断報告書」を提供してもらえます。

 また、将来の財務情報を示す「将来シュミレーション報告書」も提供してもらうことができます。

 有料ですが中小企業のお役に立つ情報を手軽に入手できることから、研究会でも活発な質問や意見が出されました。

次回の日程は未定ですが、皆様もお役に立つテーマで行いますので、お気軽に参加してください。